たったったと階段を駆け上がる音がして起き上がるとガチャっとドアが開いて、中に入って来たのは…



「おねーちゃ!ごめんなちゃい」






「まじ死んで」





ニコニコ笑った妹だった。



死んでって言ったのに尚こっちに笑いながら向かってくる精神は、どっかオカシイと思う。




妹は2歳だ。

プニプニした肌は私のストレス発散だ。


「おいで、まーちゃん」


「きゃぁあ〜〜!ははは!」


ぐっと手に力を込めてまーちゃんの肌を破く感じてつねるのが気持ちいい。

「………………………」


「いたい!おねーちゃ!ゔわぁぁん」



妹の白い肌は赤くなってしまった。






『だから死ねって言ったのに』




もう妹なんていらない。






捨てれるなら、捨ててしまいたい。






こんな目ざわり、早くどっか行ってしまえ。