「なんだよ、みずきぃー。おれっちも行きたいぜよ〜」 「あはは」 光輝は泣き真似をしながら瑞稀に抱きついた 何気に瑞稀のことが大好きだったりするらしい 「だぁー、わかったわかった」 瑞稀がそう諦めたように言うと光輝は笑顔になった 「よっしゃ、どこ行く〜?」 光輝がいつもの調子でそういった 「切り替え早すぎ!」 そう私が言うと みんなが笑った 「あ、そろそろ予鈴がなるから授業の準備しなきゃ」 「だな、じゃああとで」 次の授業は数学だ。 にがてだなぁ