その夜。 千秋から電話がかかってきた 「はい?」 『あ、もしもし?あのさ、CDの事なんだけどさぁ…』 胸がドクンドクン高鳴っていた 「うん?」 『明後日、貸してくれない?取り行くからさ!』 「え、あ…」 明後日って何曜日だっけ… 土曜日か! 「…うん、いいよっ!」 土曜日、千秋と会えるんだ! 『ごめんな、夜に。じゃあ土曜日よろしく』 「だ、大丈夫!じゃねっ!」 短かったなぁなんて思いながら電話を切る そして、ふと思う。 これは、浮気になるのかな? と。