AutumnOrange。




「じゃあ、瑞稀ごめん私先帰るわ。…あ、さっきの解決ってことでいーよね?」




「あ、ああ。」



そんな会話をすると





んじゃ




と、すずは出口へと消えていった






少しの沈黙のあと、私は口を開いた




「…………ごめんね、瑞稀。」




そして先に謝罪を述べた




「わたし、瑞稀のことなにもわかってあげられてなかった。」



今も、なぜあの時あんなことをしたのかもわかっていない