私達はひたすら歩いた
駅のほうに歩けば
ネオン街の光が私達を照らした
「ねえ、千秋。話ってなに?」
なかなか話そうとしない千秋
「そうだ、千秋!プラネタリウムのチケットがあるんだけど一緒に行こうよ」
私が誘っても
千秋は応えてくれなかった
千秋は大きく深呼吸をした
そして口を開いた
「今日さ、…咲羅と話したじゃん?」
いつもと全く違う弱々しい声
「うん…」
「俺らさぁ、やり直すことになったんだよ」
「えっ?」
驚いた
「驚くよな。……でも、驚くのはまだはやいんだ」
「どういうこと?」
「咲羅のお腹の中に赤ちゃんが出来たんだ」
「そんな…っ」

