「はーい!!」 階段をドタドタ降りて玄関へ急いだ ガシャン 「こんにちは…良子さん!って…あれ?」 ドアを開けても良子さんはいなかった 少し視線をずらすと 「あー、良子さん!」 もうすでに車に乗ろうとしている時だった 「あら、瑞稀いたの?来ないからいないと思ったわ」 「はぁ…」 嘘だろ、今10秒もかからなかったぞ