新撰組と女子高生のいろいろな話。

沖田side

あーーーー…

やってしまったァ

なんで僕はあんな言い方しかできないんだ!!!

いや、でもあれは桜が悪いよね?挨拶もしないで…

くっそ!なんであんなやつ好きになったんだろう!!!

そろそろ仲直りしたい!!

このやろう!!!

あーもう!芸妓の一人や二人って何さ!

桜は僕が他の女のとこに行ってもいいの?

あーあ嫌われただろうなぁ〜

正直海とかもういいんだよね。

最初、桜を見て赤くなってたし、桜も海とベタベタしてるし。

ただの嫉妬なんだけどさ。

僕も桜といちゃいちゃしたいよ〜

もう一週間も触れてない…

そろそろ死ぬ…

謝ろうかなぁ

桜side

喧嘩をしてても部屋は同じなので最近は土方さんの部屋に行っている。

その日の夜、土方さんと部屋で話していると、


「二人はいつまで喧嘩しているつもりだ?」

土方さんが効いてきた。

「あえっ、、うーんあっちの喧嘩が在庫切れになるまでですかね。」

「喧嘩するほど仲がいいともいうが、このご時世人間いつ死ぬかわからねえぞ? 変な意地をはってねぇで、早く仲直りするのが得策だ。」

「ですよね… 私も早く仲直りしたいんですけどー」

「そう思っているうちに謝ったほうがいい。 今日はここで寝かせない。部屋に戻れ」

「いきなりすぎませんかっ?!」

「ほら、早く出て行け」

「…….はーい」

そそくさと荷物をまとめる。

「まぁ、ダメでも俺がいるからな。安心して砕けてこい」

「不吉なこと言わないでくださいよっ!!」

「ははっ。まあがんばれ」

むー。 沖田さんの部屋へ向かいながら、土方さんの言葉を思い出す。

俺がいるってどういうことだろ。

まあ心強いのに変わりはないからいっか。

沖田さんの部屋の前に着く。

自分の部屋でもあるので無言で入った。

「………誰」

布団の中から沖田さんの不機嫌な声が聞こえた。

「桜ですけど。」

一応なのっておく

「何か用?」

「用も何もここは私の部屋でもあるので。帰ってきただけですが」

といって、押入れから布団を出してその隣に並べる。

「今まで土方さんのとこにいたのに今更?」

布団から顔を出して睨んできた。

「いて欲しくないんですか私に。そろそろ寂しいだろうなと思って戻ってきてやったんですよ」

布団に入って沖田さんと向き合う。

「頼んでないんですけど」

「相手を想っての行動は頼まれてするもんじゃないので」

「……何企んでんの」

「はぁ?! なんですかそれ。なんでそういう風にしか言えないんですか?」

「それが僕だもん。」

「はぁ…そんな沖田さんも込みでこっちは愛してますからね。そっちがウザいと思っててもそばに居ますよ。」

なんだこれ。告白みたいになってるぞ。

でも、私が大人にならなければこの喧嘩は終わらない…

はぁ。

「なにそれ。」

低い声が響く。

なんでこんな不機嫌なの…

「そのままの意味ですよ」

すると、沖田さんがコロコロ転がって私にぶつかってきた。

「んなっ!今度は暴力ですか?!ここDV男っ!!」

「うるさいんだけど! 僕は、桜が寂しそうだからこっち来てあげただけなんだけど!!」

「頼んでないんですけど」

「桜がさっきそれの答え言ってたじゃん」

「…仲直りってことでいいんですか」

「そっちがどうしてもって言うならね。」

「最後まで素直じゃないですね」

クスッと笑って沖田さんの胸に抱きつく。

すると沖田さんもわたしを包み込んで抱きしめる。

「あー!やっと触れたぁ!」

抱きしめる腕に力がこもる。

「もう一週間も触れなくてほんと死にそうだったよぉ〜」

なんだなんだ。、仲直りした途端甘えてきたぞ

足まで絡めてきた。 挟むなよっ

「なら初めから仲直りしてればよかったですね」

「うん」