「叶愛……遅かったじゃねーか」 「人助けしてたんよ」 私は直人の横に置かれた赤いソファに腰掛けた 「最近かなりの人数がやられてる」 翔太くんか…… 優しそうだったなー 「叶愛…おい叶愛!」 「あっ、ごめん とにかく気をつけてみんな… 不用意に近付かないことやね」 そう言ってるけど近づいてるのは私か…… 「叶愛…今日どこ行ってたん?」 「怪我してる人おったんよ…」