「桜庭は、好きな人おるん?」 そこには大きくなった武山が居た。 「私?おらん。」 「俺、彼女できてん。」 武山の目の先には、それはもう美しい女の子が立っていた。 そして2人は仲良く手をつないで、光の中へ消えて行った‥。 ……………… 夢か。 私、夢見てたんや。 武山… 武山、会いたい。 やり直せなくてもいいから。 武山に会いたい…!!