ろ う そ く



「服着たからもういいで。」


恥ずかしくて目隠ししてた武山が、目を開いた。



「大丈夫?」


「うん。」


「痛くない?」


「うん。」


「ほんまに?」


「そんな…心配せんでも大丈夫やって♪」


私は笑ってみせた。



「服…どうする?
ねーちゃんのん、着る?」


「大丈夫。
パーカー羽織るから。」



「そっか…。」



しばらく、沈黙が続いた。