俺「子供…つまりこの事件は小さい子が考えて作ったことなのか…ほんとにそうなのか?」

疑う理由はそう思ったから
だっておかしいじゃん。どう考えても
子供だよ?子供。

俺「事件を起こしたならそれを無くす人もいるだろう ならそいつは誰だ?親か…でも親ならそんな危険は犯さないはず じゃあ」

そこで、頭に浮かんだのは「信じたくない現実」だった
「あの子は自分で殺して解体した」というに
思い当たる節何個かあるんだ
あの子の動機…

俺「もしかして…あの子は…許せなかったんじゃないか? 」

そう実は図書館の中の新聞の記事にこんなのがあった

「大切なカラスの赤ちゃんが死んだの…いやチガウネ…コロサレタンダ …ダレダロネ…許さない…」

ここで一つの謎が解けた
そう事件の時に出てきたのはカラス
事件を起こしたのはカラスではない
でも、元をたどるとカラスが一つの要因として上がるのだ
俺「だからカラスだったのか。でもあの子はどうして歌を歌うのか…」
その謎はわからない
「カラスなぜ泣くの?あなたの勝手でしょ?」