俺たちは確かに青春している

そうまでして、貴斗は、何を思っているんだろう?

だけど、言わなきゃいけない気がした。

これが、貴斗が、俺に与えた最後のチャンスだろう。

俺は、小さく頷いて、分かったと呟き深呼吸。