俺たちは確かに青春している

「ずるいよ。俺の知らない顔ばっかり見せてくるなんてさ。」

ただの独り言。

だけど自分に反響する声は痛いくらいだった。
ただ、自分の心に痕を残した。

先輩の姿は。