意外な返答だった。
頭、肩、腹……治療を施したさまざまな場所に目をやる。
てっきり追っ手であるカゲヌノに付けられたものだとばかり思っていた。
「自分で付けた傷ってこと?」
「ああ。予め言っておくが、理由は聞いてはいけないからな。余程のことがなければ自分にこのようなことはしない。」
「ええ……。」
それぐらい想像つくわ、と内心言い返そうとしたが、スティーヌに釘をさされなくてもわけをきかなかった自信はなかった。
自分は、人ときちんと関わったことがないのだから。
そんなやり取りが行われていることは露知らず、レスクは静かな寝息を立てつづけていた。
「はあ……ここからまた、戻るのね。」
多量の荷物を目の前にしたミェルナは肩をがっくりと落とす。
頭、肩、腹……治療を施したさまざまな場所に目をやる。
てっきり追っ手であるカゲヌノに付けられたものだとばかり思っていた。
「自分で付けた傷ってこと?」
「ああ。予め言っておくが、理由は聞いてはいけないからな。余程のことがなければ自分にこのようなことはしない。」
「ええ……。」
それぐらい想像つくわ、と内心言い返そうとしたが、スティーヌに釘をさされなくてもわけをきかなかった自信はなかった。
自分は、人ときちんと関わったことがないのだから。
そんなやり取りが行われていることは露知らず、レスクは静かな寝息を立てつづけていた。
「はあ……ここからまた、戻るのね。」
多量の荷物を目の前にしたミェルナは肩をがっくりと落とす。

