軽く驚くようなそぶりで両手を上げるスティーヌ。
だがすぐ本棚の方へ向かい、ある一帯の本を何冊か取り出す。
少年が確認できた動作はそれまでで、そのあとまた何か操作をしたあとスティーヌは本棚の中から剣を取り出して戻ってきた。
「鼻が効くのだな。」
この容姿の自分からすれば嫌味ともとれるスティーヌの一言を流して、剣を受け取り半身を起こした。
「かなり良い剣を持っているのだな。普通の剣ではない。」
スティーヌの目線の先には剣の柄にはまっている大きな黒い丸い石があった。
てのひらでそれを隠すようにしながら、レスクはぶっきらぼうに言う。
「お前には関係ないだろ。それより俺の質問に答えてくれよ。ここはどこだ?」
「お前が倒れていたところから北に向かって下ったところにある山小屋だ。」
麓まで下ろされた訳ではないらしい。
「誰がお前をうごかしてるんだ?」
「知らん。」
その答えに苦笑いする。
「知らねえっておいおい。分影子って誰かの使い魔みたいなもんなんだろ?ご主人の顔が分からないのか?」
「ああ。」
答えながらスティーヌは後ろを振り返る。
「その使い魔みたいなお前をここまで自由に出来るって、動かしてる奴は相当力があるんだな。」
だがすぐ本棚の方へ向かい、ある一帯の本を何冊か取り出す。
少年が確認できた動作はそれまでで、そのあとまた何か操作をしたあとスティーヌは本棚の中から剣を取り出して戻ってきた。
「鼻が効くのだな。」
この容姿の自分からすれば嫌味ともとれるスティーヌの一言を流して、剣を受け取り半身を起こした。
「かなり良い剣を持っているのだな。普通の剣ではない。」
スティーヌの目線の先には剣の柄にはまっている大きな黒い丸い石があった。
てのひらでそれを隠すようにしながら、レスクはぶっきらぼうに言う。
「お前には関係ないだろ。それより俺の質問に答えてくれよ。ここはどこだ?」
「お前が倒れていたところから北に向かって下ったところにある山小屋だ。」
麓まで下ろされた訳ではないらしい。
「誰がお前をうごかしてるんだ?」
「知らん。」
その答えに苦笑いする。
「知らねえっておいおい。分影子って誰かの使い魔みたいなもんなんだろ?ご主人の顔が分からないのか?」
「ああ。」
答えながらスティーヌは後ろを振り返る。
「その使い魔みたいなお前をここまで自由に出来るって、動かしてる奴は相当力があるんだな。」

