“生首”という単語を見て、大輝の胴から切り離された頭部を思い出した僕は、ひどく咳き込んだ。


「ゴホッ!ゴホッ………ゴホ、ゴホ!!」


伊藤が殺されたときから感じていたが……やはり、こいつらの頭は腐ってやがる。

たくさん人が死んでいるというのに、どうしてこんなにもお気楽にあめふらしの殺人を待つことができるんだ?


許せない。


どうしたら、この最低な不幸チャンネルの住人…あめふらしの信者達を、あめふらしを止めることができるのだろう。


答えは、ひとつ。



「…あめふらしを、捕まえる」