だけど、大輝は家にもいなくて連絡もつかなくて…。

途方に暮れた僕が、川の側を歩いていたら、大輝の声がして…そこで、大輝を見つけたんだ。

正確に言えば、バラバラにされた大輝の遺体を______



変わり果てた大輝の姿を思い出しただけで、胃から酸っぱいものがこみ上げてくる。


でも、どうして僕は病院なんかにいるんだろうか?



その時、ガララと部屋の引き戸が開き、外から人がやってきた。



「…!

木戸さん!

目を覚ましたんですね!」


現れたのは、春菜さんだった。