「うわあああああああっっ!!!」 僕は、目を覚ますと同時に、叫び声をあげた。 「ハァッ………ハッ………」 目の前には見知らぬ空間が広がっていた。 さっきのは…………夢か…? だけど、大輝の四肢が胴体から離れていく様子や、あの不気味な笑みが、頭に鮮明に残っていて、どうしても夢だと思えない。 それにしても、ここはどこだろう? 僕が今いる部屋は、全体的に白くて、とても清潔な雰囲気が漂う。