ボトン、と大輝の左腕が、肩から落ちる。


『お前のせいだよ』



左腕に続き、右足と左足が、胴体から離れていく。

そして、四肢を失った大輝は、こう続けた。


『お前が、俺を疑ったりしたから、お前のせいで、俺は殺されてしまった。

両の腕も、足も、なくなって___

ほうら、頭も切り離されて………』



足が切断されているのにも関わらず、大輝はズッ、ズッ、と体を引き摺り、こちらに近づいてくる。


「嫌だ、嫌だ……やめろ、こっちに来るな………!」