「彼氏ほしいね〜。」
そう言ってるのは わたしの大親友の 児玉 紗綾。

「え いらなくね」
適当に返してるのは私。
小林 麻美乃 ごくごく普通の高校2年生。
この学校1の美少女と呼ばれているが 本人は知らない。

今は放課後
紗綾と私は部活に所属していないしバイトもしていない。
だから 毎日のように 教室で喋っている。
そして 紗綾が彼氏ほしいっていう話を毎日聞かされる。
楽しいけどね?笑

カキーン

「おっ 野球部頑張ってるね〜!」

「来週 全校応援あるね そーいや」

「麻美乃 バス隣に座ろうね!」

「あたりまえでしょー!」

この時 私は ただの遠足気分でいた

野球バカに恋するなんて知らずに