「おいで……早く、霊力をちょうだい」 その声が聞こえた方を見ると 「ヒッ……」 全身黒の顔も分からなくなっているその姿に 女の子は 「こ、来ないで」 といいただただ震えていた しかしあっちから近づいて来る 「早く、早く、霊力をちょうだい?」 語尾を高くして言う黒い物体 女の子は震えながらもこう言った 「あげない。やだ!」