「分かったわ。ここまでありがとう」 今度こそ階段を上がる ステージにはお父様が目を細めて お客様達に話をしていた 「では今回のパーティーのメインとも言える愛しい娘、桜湖の婚約者を発表したいと思います。…………っとその前に」 ズルっ 会場内にいる人々が滑ったのを横目に いつ出てもいいように準備する ウケたことに上機嫌になるお父様。 「私の娘から話を聞きたいと思います!」 その一言で拍手が上がった