前にはお母様とその横を歩くお父様 そして、私の横には愛しい人。 三春滝桜の横を歩いていると 何かを思い出したかのように頭痛がした 「………っ……」 声にならない悲鳴をあげたせいか 「桜瑚?大丈夫ですか?」 碧兎様が私の異変に気づく 「いえ、大丈夫よ。少し目眩がしただけ」 碧兎様にそういったものの 立ち上がることが出来ないまま数分が経った 「本当に大丈夫ですか?」 「えぇ。もう、大丈夫よ」