桜の舞う世界







「どのようなご用で?」





「お嬢様のお婆様が此方に遊びにいらっしゃいますゆえ、奥様が支度をするようにと仰せつかってまいりました」



「分かったわ。朝食は部屋じゃなくて応接間にお願い、できたら報告して貰えないかしら?」




「分かりましたお嬢様、朝食は一人分で宜しいですか?」




「二人分でお願い。碧兎様にも報告するのよ?」




「分かりました。失礼します」




メイドはそう言って私の部屋を後にした