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学校の予鈴が鳴った。

優愛「あーあ。一時間目から数学とか最悪」

大きなため息をついた。

結愛「それね。めっちゃ眠たくなるよね。」

私達親友はいつも通りの会話をしていた。

いつも通り友達と喋って

いつも通り授業をうけて

いつも通り部活をして

いつも通り帰った

こんな平々凡々な日常が、1日が長く感じるはずなのにあっという間に終わってしまう。

この時は思ってもみなかった。

こんな想いが自分の中にあるなんて。


私はある時、自分のクラスに遠い親戚がいる事を知った。

初めて会う人だった。

す戚だって事がお互いはじめて知った。

その人の名前は、矢神直樹くん。

お互いぎこちなくて何を喋ればいいかわからなかった。

意外と人見知りな私は目を見て喋れなかった。

少し情けないと思いつつ『 良かった、喋れた』と思ってた

喋ってはじめの方は矢神くんと苗字で呼んで君をつけて呼んでいた。

どんどん慣れてきて呼び捨てになっていった。

仲良くなれた気がして少し嬉しかった。

クラスのグループLINEで矢神の連絡先をゲットした。

友達と思っていた。でも、、、