奏「忘れられる訳ねぇだろ」




忘れたくても忘れらんねぇんだよ…
四六時中 俺の頭の中は悠里のことでいっぱいで他のことを考えられる余裕なんてなかった



そして俺はとうとうこの日を迎えてしまった




_______もうやるしかない、、悠里を守るにはもうこれしかない




悠里のいない隙を狙って俺は嵐の倉庫に行って戯れてる連中に話しかけた




奏「おい、、幹部たちに用があるから呼んできてくれないか」




「お前、、月輝か…!?」




こいつの言葉で周りがザワザワし始めた




「おい、月輝がこんなところになんの用だ」




この騒ぎを聞きつけ幹部らしき人物が出てきた




奏「お前たちに用がある俺を中に通してくれ」




出来るだけ低い声を出して牽制する




「....分かったこっちに来い」




ーーーーすまない悠里
    こんな形でしか守れなくてーーーー




「で?月輝がこんなところに何の用だ、、総長なら今はいないぞ」




悠里が月華であることは誰も知らないトップシークレットで。




月輝である俺が総長が不在の隙を狙ってここに来ているなんてそりゃあ警戒されてもおかしくねぇな




奏「まぁ単刀直入に言わせてもらう」




「......なんだ?」