「お昼だよぉ美桜ちゃん」
「…うん」
「…大丈夫?元気ないねぇ」
「ううん!全然!!」


気にしないようにしていても
やっぱり落ち込んでしまう。

期待して所が大きいからかな?
よし。この際私には魔力がないのかもって
そう思いながら頑張っていこう!!!


「こ、こんにちわ。
お昼一緒に食べてあげに来たわよ」

そう声が、下方向みると

「ディアちゃん!!!」
「ディアさん!!!」

「ホラ、貴方達食堂への行き方ちゃんと覚えてますの?私が案内して差し上げますから、一緒に行きますわよ。」

「ふふ、ありがとぉ」
「やったー!3人で美味しいもの食べよう!」

私達は食堂で一緒にご飯を食べた
私はハンバーグ。陽菜乃はオムライス
ディアは…Aコースというランチを
どこからともなく現れた執事さんが運んだ


「へぇ。七瀬さんは自然魔法だったと。
それで、立花さんは魔法出せなかったのね」
「うん…私には本当に魔力があるのかな、
魔法が使えるのかなって思っちゃった。」
「そんな事はないですわよ。貴方達からは
強い魔力が感じられますもの」

フォークとナイフを綺麗に使いこなしながら
ステーキを切るディアはとても様になってる

「ディアさんは魔力を感じたり出来るのぉ?」
「まぁ。私は魔力が、そこそこ高い方なので」
「ディアちゃんはいつから魔法が使えたの?」

私がそう言うと、ディアは、指輪を見せた
その指輪についた宝石の色を見て
私達は声を揃えて言った

「「緑」」

「そう。私は伝統的魔法なの。
伝統的魔法は代々受け継がれる魔法ですから
物心ついた時から鍛えられて育ちましたわ」

「すっごーーい!!
それじゃあ小さい頃から魔法が使えたんだね!」
「まぁ。多少はですけど。」
私に褒められたからか、顔を赤らめた

「ディアさん凄い〜」
「うん。本当に凄いよっ!!」
「っっっ!!」

ディアは照れに我慢できず
顔を真っ赤にしながら、しばらく黙っていた

「あの、1つ宜しくて?
ディアさんや、ディアちゃんはやめて下さらない?その…せっかくお友達になれたのだから気軽に呼びあうのが夢で…ディアと申してください」

「じゃあディア!!」
「…はい!!!!!」

「私のことも陽菜乃ってよんでよぉ」
「私も、美桜って!」

「よ、よろしいのですか!!」

「「うん!!」」

「陽菜乃…美桜…!!」

ディアは顔を真っ赤にしながらそう言った

本当にピュアで可愛いなぁ