この声は…

「ひなの!」

「みお!」

「「どうしてココに?!」」

ウソ。もう会えないって覚悟していたのに
ひなのが今私の後ろに
夢なの…

思いっきりホッペをつねる

「いひゃい」

現実だ!!

「もーみお、これは現実だよー笑」
可愛いくクスクスと笑う陽菜乃
懐かしいこの感じ。

「もう陽菜乃に会えなくなると思ってたから」

「うん。私もだよ。ごめんね美桜
でも…美桜高校変わってたんだね!!」

「あ!バタバタしてて言い忘れてた…
誰にも言わないでって言われたし…」

「まぁ美桜らしいね!
で、美桜は何の魔法なの〜?」

ん??

「え!美桜は自分の知ってるの?
てっきり授業で教わってからかと…」

「うーん。どうなんだろう?
私は治癒の力がある魔法だよー!」

「治癒!凄い!癒しの陽菜乃にはピッタリ!」

そう言えば陽菜乃の看病も
いつもすぐ治っちゃってたし…
あれも魔法かぁ

「私は何の魔法かな〜?楽しみ!」