「ここは一体どこだ!?」

最初に思った。

だって、すごく寒いし何より真っ暗だからだ。

「おーい。誰かいませんかー?」

すると、遠くの方から声が聞こえてきたのだ。

俺は、耳を澄ますと

「人間の男が来てしまった。とうしよう。私のせい

で……。」

俺は、恐る恐る聞き返した。

「あなが私を呼んだのですか?」

すると、向こうの暗闇から女の子が現れたのだ。