「レイラを暗闇に閉じ込めとくなんて……。ひどいと思わ

ないのか!?」

「神と人間が結ばれる………。それは、あってはならないこ

と……。そう、あってはならないことなのです。」

「神の世界の規則なんて俺には知らない。でも、レイラに

も自由ってものがあるだろ!?なぜ、レイラの自由を奪わ

れなきゃいけない!?」

俺は、必死に言った。だって、レイラはずっとここで一人

で頑張ってきた。俺は、レイラの力になりたい!!

「貴様、アマテラス様になんて口の聞き方だ!!」

召し使いの神が言った。

「大体、このレイラが悪いのだろう。なんの話を聞かされ

たのか分からないが人間の男よ。そんなの、嘘に決まって

いる。」

レイラは、必死に口を噛み締めた。

「レイラは、嘘つくような人じゃない!!だって、一人で

こんな暗闇の中で閉じ込められてるのにお母さんお父さん

の心配をしている。そんな、優しい子が嘘をつくわけがな

い!!」

「なんだと!!人間のくせに!」

召し使いは、俺を捕らえようとしたその時だ。