「はー。はー。やっと見つけた。」

俺は、暗闇の中を走りやっと少女を見つけだした。

しばらくすると、少女は歩き出し俺は、あとを追いかけ

た。

そして、少女は小さな声で尋ねてきた。

「君は、ここから早く帰りたいと思ってるでしょ?」

「あ…当たり前だろ。いきなりこんなところに連れてこら

れたんだから。」

俺は、少し強く言った。

恐る恐る少女の顔を見た。

すると、少女の目から涙が溢れていた。

俺は、びっくりしてしまっい慌ててポケットに入ってるハ

ンカチで涙を拭いてやった。