保険彼女と日向くんの甘々同居生活


そしてながされるまま辿り着いたコンビニ。



そこでアイスを買って店内の飲食スペースで食べる。



だって外寒いもん。






「…あのぉ、」

「ん?」


「いまいち状況がよく掴めてないんですけど…」






なんか、さ。

日向君色々と唐突すぎない?



私さっきお金払うって話ししてたよね?



なのに何でコンビニ来てるの?
何でまったり二人でアイス食べてるの?

美味しいんだけどね、アイス。







「アイスうまいな」



「はぁ…」



さっきから会話が成立しないんだけど!!





「…私お金のこと話してた気がするんですけど」



なにも話が進まないからまた話を戻してみる。







でも返ってきた言葉は



「お前は俺にアイス奢った。
俺はお前に飯奢った。これで成立」









………このアイスはそのため?


この人本当に私の一個上なんだろうか。


やることも考えてることも大人すぎるというか、絶対高校男子はこんなことしない。







せっかくだし、もう日向君の好意に甘えてしまおうか。