それは秘密!王女の婿探しは陰謀の果てに?

 しかも、何か特別な力を持っていて、モンモンシューを小さくしてしまったのかもしれない。

 ジュジュはモンモンシューを抱え込み、どうやって元の姿に戻したら良いのか考え込んでしまった。

「どうしたんだい? 急に塞ぎ込んで」

「あの、オーガって魔力とか使えるんですか?」

「魔力?」

 カルマンの眉根が狭まった。

 そして小声でジュジュに耳打ちした。

「ここで、『魔力』という言葉は言わない方がいい。皆それには敏感なんだ。特にリーフが」

「何かあるんですか」

「うーん、まあ、それは徐々にあとでわかるよ。僕もちょっと喋りすぎたし、これ以上話したら、またボロが出て、却って君に嫌われそうだ」

「そんなことないです」

 もっと話してくれた方が、ジュジュには有難かった。

 しかし、歩けない自分を運んでくれ、これ以上無理を言うのも憚られる。

 カルマンはジュジュよりは年上だが、この中で一番自分と年が近そうな事もあり、ここまで色々と話をされると親しみが湧いた。

 多少、口は悪そうだが、そこに悪気がなく無邪気な部分も伺える。

 ジュジュはそっと目を瞑った。

 過去に助けて貰った時の感触を、カルマンの腕に抱かれながら、感じ取ろうとしていた。