「どうやら、獲物が引っかかったみたいだ」
「久々のご馳走かな」
森の奥から、武装した二人の男達が現れた。
背中に矢筒を背負い、弓矢を手にし、腰には剣がささっていた。
ジュジュはその姿を見て、はっとする。
それと同時に、男達は木の枝の網にかかったジュジュを見て「えっ?」と驚いたように動きが止まった。
「これは一体」
一人は目を細め、しげしげとジュジュを見つめ、不快な顔をしている。
落ち着いてはいるが、どこか冷ややかな目つきだった。
「おいおい」
もう一人は、がっかりと露骨に呆れた顔をし、そして厄介ごとだといいたげに舌打ちをして憤慨していた。
眉根を寄せてイライラしているのが、見るからに伝わる。
「あ、あのぉ」
二人に見つめられるだけで、網から出そうとも、助けようともしないので、ジュジュは声を出した。
「この森に何しに来た?」
落ち着いた方が訊いた。
「そ、それは」
好きな人を探しに来たなどと、そんな理由を言うのがここでは躊躇われ、かといって、正直にそんな事を言えば、この二人の心証を悪くしそうな気がした。
「お前、もしかして、一攫千金狙いか?」
イライラしている方が、見下したように訊いた。
「ち、違います。その、ただ私は……」
それよりも、この二人が弓矢を持っているだけに訊かなければならないことがあった。
「久々のご馳走かな」
森の奥から、武装した二人の男達が現れた。
背中に矢筒を背負い、弓矢を手にし、腰には剣がささっていた。
ジュジュはその姿を見て、はっとする。
それと同時に、男達は木の枝の網にかかったジュジュを見て「えっ?」と驚いたように動きが止まった。
「これは一体」
一人は目を細め、しげしげとジュジュを見つめ、不快な顔をしている。
落ち着いてはいるが、どこか冷ややかな目つきだった。
「おいおい」
もう一人は、がっかりと露骨に呆れた顔をし、そして厄介ごとだといいたげに舌打ちをして憤慨していた。
眉根を寄せてイライラしているのが、見るからに伝わる。
「あ、あのぉ」
二人に見つめられるだけで、網から出そうとも、助けようともしないので、ジュジュは声を出した。
「この森に何しに来た?」
落ち着いた方が訊いた。
「そ、それは」
好きな人を探しに来たなどと、そんな理由を言うのがここでは躊躇われ、かといって、正直にそんな事を言えば、この二人の心証を悪くしそうな気がした。
「お前、もしかして、一攫千金狙いか?」
イライラしている方が、見下したように訊いた。
「ち、違います。その、ただ私は……」
それよりも、この二人が弓矢を持っているだけに訊かなければならないことがあった。



