5
異常な事態にどうしていいのかわからないまま、ジュジュは何度もモンモンシューの名前を叫んでいた。
モンモンシューがひたすら苦しみもがく側で、助けて欲しいと周りを見ても、木々が茂るだけで、なんの手立てもない。
「ああ、どうしたらいいの」
ジュジュが我を忘れてオロオロしていたその時、また異変が起こった。
今度は空気が抜けるように、モンモンシューの体が見る見るうちに小さくしぼんでいく。
「えっ、うそ」
恐れ入られる大きなドラゴンの体が、ジュジュと同じ大きさに近づき、今度はジュジュよりも小さくなっていった。
最後に手のひらに乗るくらいの大きさになったところで、収縮が止まり、モンモンシューの苦しみも治まった。
モンモンシューは小さな体になってしまい、地面に座り込んでキョトンとしては放心状態になっていた。
ジュジュは震える手でモンモンシューを優しく抱き上げ、自分の顔に近づけて信じられない思いで見つめていた。
「クー、クー」
小さく鳩のような声を出しながら、モンモンシューも自分がどうなったのか訳がわからないでいた。
羽根をバタバタさせると、一応は飛ぶことができたが、それは本当に小さな鳥のようになってしまい、よく見なければドラゴンとは思えない大きさだった。
「モンモンシュー、一体なぜ……」
どうやら、矢が足先にかすったことで何らかの魔力がモンモンシューにかかってしまったようだった。
ジュジュはモンモンシューの足を何度も見るが、自分ではどうする事もできずにいた。
あれだけの大きな体が、こんなに小さくなってしまったことが悲しく、ジュジュは目に一杯涙を溜めて、モンモンシューに謝った。
モンモンシューはジュジュの肩に止まっては、体をジュジュの頬に摺り寄せて、心配するなと健気に慰めていた。
異常な事態にどうしていいのかわからないまま、ジュジュは何度もモンモンシューの名前を叫んでいた。
モンモンシューがひたすら苦しみもがく側で、助けて欲しいと周りを見ても、木々が茂るだけで、なんの手立てもない。
「ああ、どうしたらいいの」
ジュジュが我を忘れてオロオロしていたその時、また異変が起こった。
今度は空気が抜けるように、モンモンシューの体が見る見るうちに小さくしぼんでいく。
「えっ、うそ」
恐れ入られる大きなドラゴンの体が、ジュジュと同じ大きさに近づき、今度はジュジュよりも小さくなっていった。
最後に手のひらに乗るくらいの大きさになったところで、収縮が止まり、モンモンシューの苦しみも治まった。
モンモンシューは小さな体になってしまい、地面に座り込んでキョトンとしては放心状態になっていた。
ジュジュは震える手でモンモンシューを優しく抱き上げ、自分の顔に近づけて信じられない思いで見つめていた。
「クー、クー」
小さく鳩のような声を出しながら、モンモンシューも自分がどうなったのか訳がわからないでいた。
羽根をバタバタさせると、一応は飛ぶことができたが、それは本当に小さな鳥のようになってしまい、よく見なければドラゴンとは思えない大きさだった。
「モンモンシュー、一体なぜ……」
どうやら、矢が足先にかすったことで何らかの魔力がモンモンシューにかかってしまったようだった。
ジュジュはモンモンシューの足を何度も見るが、自分ではどうする事もできずにいた。
あれだけの大きな体が、こんなに小さくなってしまったことが悲しく、ジュジュは目に一杯涙を溜めて、モンモンシューに謝った。
モンモンシューはジュジュの肩に止まっては、体をジュジュの頬に摺り寄せて、心配するなと健気に慰めていた。



