それは秘密!王女の婿探しは陰謀の果てに?

 飛び立って暫く立った頃、ジュジュはモンモンシューの背中の上で大きなあくびをしていた。

 瞼が重くなり、眠気には勝てない。

「モンモンシュー、疲れてない?」

 自分が眠たいのなら、モンモンシューもまたそうであるに違いない。

「プキャ」

 大丈夫と主張している様子だったが、ジュジュは羽根を休めることを提案した。

「あの山のてっぺんで、朝日が昇るのを待ちましょう」

 モンモンシューはジュジュの示す方向へと下降していく。

 人里離れた山のてっぺんは、人が近づけない切り立った岩がある場所だった。

 モンモンシューは体を横たわせるスペースのある岩の上に降り立つ。

 ジュジュはモンモンシューから降りると、モンモンシューの閉じた羽の中に包み込まれるように優しく抱かれた。

 モンモンシューは体を丸め、ジュジュを温めながら目を閉じた。

 ジュジュはモンモンシューに守られている安心感から、すぐにすとんと眠りに落ちていた。

 二人は仲良く抱き合って眠り、そして夜はどんどん更けてやがて朝がやってきた。

 その朝日はオレンジ色に辺りを染め出した。

 その光でジュジュは目が覚め、太陽が昇るのを見ていた。

 冷たい空気の中、朝の陽光は暖かく、ジュジュの肌に染み入るように浸透していく。

 それを一杯に体に受け、あたかも充電するように気持ちを奮い起こす。

 その隣でモンモンシューが目を細めて、朝日を一緒に見つめていた。