「その絵か。それはオーガが描いた絵じゃ。中々いい味がでてるだろ」
リーフの説明だけで、誰を描いたかすぐに分かった。
そしてふと、自分がここに来たことがあるのではないかと思う。
その時リーフはニコッと笑みを向けた。
「話によると、ジュジュは昔この森で助けてくれた人を探しにきたそうだな」
「はい、そうです」
「そして、その助けられた者が好きになったらしいな」
これにはジュジュははっきり返事が出来ず、モジモジしていた。
「その助けた奴というのは誰だかわかったのか?」
少しだけ意地悪っぽくにやついた笑みが、リーフの口許に現われている。
マーカスがジュジュに助けられた話を洩らしたあの時、この目の前のリーフがマーカスにそのことを話していた。
ジュジュはここで誰に助けられたか聞きたくないような気になった。
「多分……」
はぐらかしたくなる。
「あの時、オーガがジュジュを見つけた。オーガはなんとかジュジュをあの危険地域から追い出したかった。ところが、ジュジュはそれに反してどんどんと行ってはいけない方向へ進み、結局は裏目に出てしまいあんな事故が起こってしまった。オーガはなんとかしたいと、助けを求めにこの家に居た者を呼び出した。それがセイボルだ」
「えっ?」
「もしかして、私かと思ったか? あの日は、マーカスと会う約束をしていて、私は屋敷にいてセイボルがここで暇つぶししてたんだ」
ジュジュは思わずセイボルに振り返った。
リーフの説明だけで、誰を描いたかすぐに分かった。
そしてふと、自分がここに来たことがあるのではないかと思う。
その時リーフはニコッと笑みを向けた。
「話によると、ジュジュは昔この森で助けてくれた人を探しにきたそうだな」
「はい、そうです」
「そして、その助けられた者が好きになったらしいな」
これにはジュジュははっきり返事が出来ず、モジモジしていた。
「その助けた奴というのは誰だかわかったのか?」
少しだけ意地悪っぽくにやついた笑みが、リーフの口許に現われている。
マーカスがジュジュに助けられた話を洩らしたあの時、この目の前のリーフがマーカスにそのことを話していた。
ジュジュはここで誰に助けられたか聞きたくないような気になった。
「多分……」
はぐらかしたくなる。
「あの時、オーガがジュジュを見つけた。オーガはなんとかジュジュをあの危険地域から追い出したかった。ところが、ジュジュはそれに反してどんどんと行ってはいけない方向へ進み、結局は裏目に出てしまいあんな事故が起こってしまった。オーガはなんとかしたいと、助けを求めにこの家に居た者を呼び出した。それがセイボルだ」
「えっ?」
「もしかして、私かと思ったか? あの日は、マーカスと会う約束をしていて、私は屋敷にいてセイボルがここで暇つぶししてたんだ」
ジュジュは思わずセイボルに振り返った。



