「セイボル、ここに居るのはあまりよくないわ」
「それは私を追い出したいってことなのか」
「ううん、そうではないけど、ここはリーフの屋敷に近いから、その……」
「ジュジュは私を心配してくれてるのか」
「だって、あの屋敷に住む人は皆、あなたの事を敵だって思ってるのよ」
「ジュジュはどうなんだい?」
「えっ、私は、その、そうは思ってないわ。だってあなたは皆が言うほど何も悪いことなんてしてない」
「悪いことか……」
セイボルは、この時、神妙な顔つきになった。
「人はそれぞれ、自分の信念が正しいって思うところがある。何を基準にするかで善悪は変わるのかもしれない。だが、私は世間からしたら、魔王と呼ばれているのは事実だ。ジュジュは私が怖いか?」
「もし、怖ければとっくに逃げてると思うの」
ジュジュは真面目に言ったつもりだったが、セイボルはくすっと笑った。
「そっか、それは有難い。どうやらジュジュには私は嫌われてないようだ。それなら正直に言おう。私はジュジュには本当の事を知ってもらいたい」
「えっ、本当の事?」
「私は、あの誕生日パーティに集まる男達の中に居た。これがどういう意味だかわかるだろう」
ジュジュははっとして目を見開いた。
セイボルはその様子を気にしながら話を続けた。
「私もジュジュに気に入られたかったって事だ。城の内情を知り、特別な力を持っていたから、こうやってジュジュを探し出すことができたという訳だ」
セイボルはモンモンシューの体に触れながら、モジモジと少し恥かしそうに語っていた。
「どうしてそれを私に教えてくれるの?」
「屋敷の者達は私が何か企んでいると勘繰っていると思ったので、それならば正直に自分の目的をジュジュに話した方がいいと思った。ジュジュが王女様と知らないから、私が変な企みを持っていると好き勝手に言われるのは嫌なのでね」
ジュジュは反応に困っていた。
「それは私を追い出したいってことなのか」
「ううん、そうではないけど、ここはリーフの屋敷に近いから、その……」
「ジュジュは私を心配してくれてるのか」
「だって、あの屋敷に住む人は皆、あなたの事を敵だって思ってるのよ」
「ジュジュはどうなんだい?」
「えっ、私は、その、そうは思ってないわ。だってあなたは皆が言うほど何も悪いことなんてしてない」
「悪いことか……」
セイボルは、この時、神妙な顔つきになった。
「人はそれぞれ、自分の信念が正しいって思うところがある。何を基準にするかで善悪は変わるのかもしれない。だが、私は世間からしたら、魔王と呼ばれているのは事実だ。ジュジュは私が怖いか?」
「もし、怖ければとっくに逃げてると思うの」
ジュジュは真面目に言ったつもりだったが、セイボルはくすっと笑った。
「そっか、それは有難い。どうやらジュジュには私は嫌われてないようだ。それなら正直に言おう。私はジュジュには本当の事を知ってもらいたい」
「えっ、本当の事?」
「私は、あの誕生日パーティに集まる男達の中に居た。これがどういう意味だかわかるだろう」
ジュジュははっとして目を見開いた。
セイボルはその様子を気にしながら話を続けた。
「私もジュジュに気に入られたかったって事だ。城の内情を知り、特別な力を持っていたから、こうやってジュジュを探し出すことができたという訳だ」
セイボルはモンモンシューの体に触れながら、モジモジと少し恥かしそうに語っていた。
「どうしてそれを私に教えてくれるの?」
「屋敷の者達は私が何か企んでいると勘繰っていると思ったので、それならば正直に自分の目的をジュジュに話した方がいいと思った。ジュジュが王女様と知らないから、私が変な企みを持っていると好き勝手に言われるのは嫌なのでね」
ジュジュは反応に困っていた。



