つぎの日、先生とすごく会いずらかった。
キーンコーンカーンコーン
先生が入ってくる。
すると、皆が私を見てざわつき出した。
「何?」
「ちぃちゃん、挨拶は?」
「先生に挨拶しないの?」
「いつも一番に言ってるじゃん!」
私が下を向いてると、先生は何も言わずに出席を取り始めた。
ふと、黒板を見れば昨日書いた文字がうっすらと残ってる。
先生、私を見て。
私だけを愛して。
私だけを特別扱いしてよ。
先生はSHRが終わったあと私を人目のつかない空き教室に呼び出した。
「木下さん、どうしたの?
今日ずっと元気無さそうだけど。」
先生、まさか昨日の事をなかったことにしてる…?
それが先生が私を見放してるという宣言だと思った。
「…………先生には気まずさとかないんですか」
先生の眉毛がぴくりと動く。
「木下さん、」
「先生は罪悪感とかないんですか…?」
先生は何も言わなかった。
「………なにか言ってくださいよ、本当は私の気持ちにも気づいてるんでしょ!?」
「落ち着いて、」
「先生は私のことなんてどうでもいいんですよね!!
私はずっと先生の隣にいたのに、幼なじみは私で、先生のこと知ってるのは私なのに!!
大切な彼女さんがいるから、先生の彼女第一だから…!!」
「知里!!」
そのとき、先生はあの頃みたいに私の名前を呼んでぎゅっと抱きしめた。
「無かったようにしたことは謝る。
知里がそんなに傷ついてるとは思わなかったから。
ごめんな、知里。ごめん、ごめんな。」
先生は私の頭をなでてくれた。
抑えていたものが溢れて、何か糸でも切れたように泣き出す私。
「大貴…大貴っ…大貴っ…!」
それからどれだけ泣いたかはわからない。
どうやら眠ってしまったようだ。
1時間目の終わりを告げるチャイムで目が覚めた。
目が覚めた場所は先生といたはずの空き教室。
机の上に伏せて眠っていた。
もちろんそこに先生はもういなかった。
代わりに毛布がかけてあった。
先生…
夢を見ました。
先生が私の名前を呼んで抱きしめてくれた夢。
そう、あれはきっと夢だったんだ。
この毛布はどっかの誰かがかけてくれたんだろう。
そう、あれはきっと夢__
キーンコーンカーンコーン
先生が入ってくる。
すると、皆が私を見てざわつき出した。
「何?」
「ちぃちゃん、挨拶は?」
「先生に挨拶しないの?」
「いつも一番に言ってるじゃん!」
私が下を向いてると、先生は何も言わずに出席を取り始めた。
ふと、黒板を見れば昨日書いた文字がうっすらと残ってる。
先生、私を見て。
私だけを愛して。
私だけを特別扱いしてよ。
先生はSHRが終わったあと私を人目のつかない空き教室に呼び出した。
「木下さん、どうしたの?
今日ずっと元気無さそうだけど。」
先生、まさか昨日の事をなかったことにしてる…?
それが先生が私を見放してるという宣言だと思った。
「…………先生には気まずさとかないんですか」
先生の眉毛がぴくりと動く。
「木下さん、」
「先生は罪悪感とかないんですか…?」
先生は何も言わなかった。
「………なにか言ってくださいよ、本当は私の気持ちにも気づいてるんでしょ!?」
「落ち着いて、」
「先生は私のことなんてどうでもいいんですよね!!
私はずっと先生の隣にいたのに、幼なじみは私で、先生のこと知ってるのは私なのに!!
大切な彼女さんがいるから、先生の彼女第一だから…!!」
「知里!!」
そのとき、先生はあの頃みたいに私の名前を呼んでぎゅっと抱きしめた。
「無かったようにしたことは謝る。
知里がそんなに傷ついてるとは思わなかったから。
ごめんな、知里。ごめん、ごめんな。」
先生は私の頭をなでてくれた。
抑えていたものが溢れて、何か糸でも切れたように泣き出す私。
「大貴…大貴っ…大貴っ…!」
それからどれだけ泣いたかはわからない。
どうやら眠ってしまったようだ。
1時間目の終わりを告げるチャイムで目が覚めた。
目が覚めた場所は先生といたはずの空き教室。
机の上に伏せて眠っていた。
もちろんそこに先生はもういなかった。
代わりに毛布がかけてあった。
先生…
夢を見ました。
先生が私の名前を呼んで抱きしめてくれた夢。
そう、あれはきっと夢だったんだ。
この毛布はどっかの誰かがかけてくれたんだろう。
そう、あれはきっと夢__

