「かなでぇ今日は、私といいことしよ?」

ほら、俺からいかなくても相手から来る。

あいつの事は嫌いだが世渡りするには良いぐらいの顔に産んでくれてよかったと思ってる。

「ああ、いいぜ」

これは止まらない。

これからも

そう思っていたのに
運命の歯車は、どこかで狂う。



絶対なんて無いんだ。


俺がそう気付くのは、もう少し後の話だった。