2日目。
今日は土曜日で私の家に健磨を呼んでいる。
「お邪魔します。」
「さあ健磨、今日はさらにイケメンに近づくよ!」
「まじで…?」
「まずは、今度の中間でトップ10に入ることね。」
「へ?それとイケメンとどう関係あんの?」
「考えてよ、『わぁ、あの人顔だけじゃなくて頭も運動神経も良いのね!』ってなるのが1番王子っぽいでしょ」
「でも、俺今の順位180位とかだよ?」
「逆にどうやったらそんな順位になるの」
「そりゃいつも学年トップ20に入ってる里奈ちゃんにはわかんないよね」
「とりあえず今日は私が教えるから。」
「……なんで高校入学できたの?」
「それ僕も不思議なんだよね」
「英語はSVOCが基本でしょ?
なのになんでVとOが逆になるわけ?」
「まずそのSVOCがわかんないんだよね。」
それから数時間、みっちり勉強しました。
そして1週間後の中間テストが終わり今日はテスト返しの日。
「佐藤ー」
私の英語は…68点。
いつもと比べたら少し悪い。
健磨、大丈夫かな…
「谷口ー」
「はいっ!」
健磨の点数は…
「え……?」
「健磨、どうだった?」
「里奈ちゃんどうしよう、
俺、英語で75点取ったんだけど」
「ろ、60点アップ…!?」
今日は土曜日で私の家に健磨を呼んでいる。
「お邪魔します。」
「さあ健磨、今日はさらにイケメンに近づくよ!」
「まじで…?」
「まずは、今度の中間でトップ10に入ることね。」
「へ?それとイケメンとどう関係あんの?」
「考えてよ、『わぁ、あの人顔だけじゃなくて頭も運動神経も良いのね!』ってなるのが1番王子っぽいでしょ」
「でも、俺今の順位180位とかだよ?」
「逆にどうやったらそんな順位になるの」
「そりゃいつも学年トップ20に入ってる里奈ちゃんにはわかんないよね」
「とりあえず今日は私が教えるから。」
「……なんで高校入学できたの?」
「それ僕も不思議なんだよね」
「英語はSVOCが基本でしょ?
なのになんでVとOが逆になるわけ?」
「まずそのSVOCがわかんないんだよね。」
それから数時間、みっちり勉強しました。
そして1週間後の中間テストが終わり今日はテスト返しの日。
「佐藤ー」
私の英語は…68点。
いつもと比べたら少し悪い。
健磨、大丈夫かな…
「谷口ー」
「はいっ!」
健磨の点数は…
「え……?」
「健磨、どうだった?」
「里奈ちゃんどうしよう、
俺、英語で75点取ったんだけど」
「ろ、60点アップ…!?」

