なんでも夜





裾をめくってみると何やら変な模様が
書かれていた、
見たことがない…呪詛?



「ここにいたか紫苑」


「巴?」


「嫌な気配がしてな…それは…誰につけられた」


「わからない…でも、黒い妖だった」



巴は窓から入ってくると
私の腕を見ながら顔をゆがめていた。
それほどやばいものなの?
どうして、巴がそんな顔をするの?


私は無意識に巴の頬に手を当てていた。
それに驚いたのは巴だけではなく
私もだった。



「ご、ごめん!」



何やってんだろ…普段はこんなこと
しないのに…
するような性格でもないのに…



「ボソ)かわっていないな」


「え?」


「いや、なんでもない…それよりどうにかしないとだな」


「あぁ」



このままだの何かと危なくなる
美咲さんにも迷惑はかけたくない
どうにかしないと…



「ねぇ巴…どこか隠れられる所を探してくれる?」


「何故だ」