「隼斗ね、どこ行ったんだろ。帰ったんじゃない?あいつ吉沢と平野以外の女子と話すの苦手そうだし」 確かに、隼斗が他の女子と話してるのあんまり見たことない。 女子の方から話しかけることはあってもそっけないし、自分から話しかけてることはまずない。 あたしが見ている限りでは。 改めて考えると、嬉しくて、少し優越感。 「みんなどんどん帰ってってるし、俺らも帰るか」 「そーだね」 あたしたちは、まだ降り続いている雪の中、2人で歩き出した。