アイして。




私は笑顔でみんなより一歩前に出る。


「ふふっ、まあそうだねえ?
でも、足でまといの私がいる王龍になんの弱みのない黒蓮さんは勝てないのはなんでだろうね?」


「てっめえばかにしやがって!!」



私が挑発したように言うとそれに簡単に乗ってくれた男が殴りかかってくる。


その男の放った拳が私の顔面に入る前にその間に秋が入ってきてくれて、男を後ろに蹴り飛ばした。



それが合図のように喧嘩が始まった。