────それから 約3ヶ月─────











「───次、北澤。」

「!はい!」











───私は受験が終わり





とうとう 卒業を控えていた。








…あれから、私は変わらず
いつもの生活を送っている。










「───失礼します。」










そして 私は先生に呼ばれて
面談室に入ると






担任の先生が座っていて




私の受験の資料を

机の上に広げていた。










「ん、座れ。」

「はい、失礼します…。」

「…それで、北澤。
お前の受験の結果なんだが…」










───ドキッ










先生から その言葉を告げられ


私は思わず、心臓が鳴る。









───合否の結果は




すでに自分で全て見ている。








どれに合格して

どこに行くことができるのか…自分でも全て、分かっていた。








先生はそんな私の様子を察しながら




チラッとこちらに視線を向けて

その資料を…私に見せる。










「…北澤、どうする。
お前 どっちに行くつもりだ?」

「………それが…」










先生にそう言われながら出されたのは






第1志望の───合格通知。









私はそれを見ながら
言葉を詰まらせ、黙ってしまう。