夢殺し

夢の中で、僕は男の右腕を固定したあと、包丁で男の右手の指を、まるで子どものように無邪気に笑いながら、一本一本切り落としていった!

あの時の僕の笑い声。

苦痛に叫ぶ男の声。

起きた今でも、耳から離れない!


右手の指を全て切り落としたあと、僕は左手の指も同じようにして切り落とし、
両足の指も同じことをした。

そして倉庫にあった鉈で……両腕と、両脚を……。


ダメだ!これ以上思い出したくない!


男は死んだ。

夢の中で、悶え苦しみながら、死んだ。


僕に拷問されて、死んだ!!


「うっ、ぅうおぇっっ………!!」

僕は急いでトイレに駆け込み、便器に胃の中のものをすべて吐き出した。


「はぁ、はぁ………」