それから程なくして
入学式で校長先生の話を聞いていた。
眠くて仕方ないため目をゴシゴシと擦ってしまう。
「ずいぶん眠そうだね。」
そう声をかけてきたのは
これまた綺麗な顔立ちをしている男の子だった。
「いやーそのゲームしててそのまま寝ちゃって。」
「ゲーム?そうなんだ。あっ長い話もある終わったね。」
気づくと校長先生の話は終わりそれぞれ教室に帰るところだった。
今まで気づかないなんて
この人に声をかけられてからあんまり周りを気にしてなかったということみたい
教室へとやってくると先生がやってきて簡単な自己紹介をすることになり淡々と自己紹介を終えると女子の視線は一人の人物に映る。
