不良くんに愛されて

律義にもう1度名乗るあたり、やっぱり悪い人ではなみたい。


「高松楓です」


「楓ちゃん!よろしく!!」


私の右手をとってブンブン振る。


「こんなかわいい子たちが同クラなら、入学式からちゃんと出るべきだったなぁ」


なっ楓翔!


そう言って金髪くんに声をかける上田くん。


当の本人はぼーっと窓の外を眺めている。