授業が終わると同時に私はクラスを素早く出た。
そして、いつものように屋上へ向かった。
「あれ?奥村さんどうしたの?そんなに急いで」
行く途中で沢田君と二階堂君にバッタリ会った。
朝、二階堂君に言われた言葉を思い出し余計に頭がグチャグチャする。
沢田君の問いかけになんの返答もせず屋上のドアまで歩った。
ドアを開けるといつもの通りの景色が目に入った。
それと、ルイの後ろ姿。
「ルイ…」
私の呼びかけに振り向くルイ。
私はやっぱりルイのことが好き。
ルイの顔を見て再度確信した。
ルイを見ると胸がギュッと締め付けられて、一瞬にして、嬉しくなる。
「どうしたの?」
初めて会った時もそうだった。
ルイの笑顔に惹かれるの。
ルイの瞳が私を掴んで離さないの。


