最後の100日~君に幸あれ~


転入生のコウちゃんと私の関係を疑問に思う人が多かった。
その度コウちゃんが質問責めにあったが曖昧な答えを言っていた。

それの方が私は嬉しい。

そして、教科書のないコウちゃんと半分ずつ見ていると、ノートの端にコウちゃんからのメッセージが届いた。

『6年前の最後の日に言ったこと。
俺の本心やったんよ。』

6年前…小学五年の頃、私はコウちゃんに告白された。

私も本当はコウちゃんのことが大好きだった。

コウちゃんが私の初恋だった。

だけど、私は転校する事が決まっていて、最後の日だった。

私は思いを伝えるのが怖くて逃げ出してしまったんだ。

コウちゃんは追いかけてきてくれ…それで…。


『ごめんなさい。』

そうコウちゃんの書いた文字の下に書いた。

追いかけてきてくれたコウちゃんに私は言ってしまったんだ。

"私はあんたなんか好きじゃない。
迷惑なの。"って。

その時のコウちゃんが傷つく顔は今でも鮮明に思い出せる。

あの時少しでも素直になっていたらコウちゃんは傷つかなかったのかな?